梨の歴史
梨の原産地は中国。
世界的にみると中国は世界シェアの6割超を生産する梨大国です(日本のシェアは3.6%)。
日本へは古墳時代に渡来人とともに渡ってきたと考えられ、
日本の野生種と交配して”和梨”が誕生しました。
栽培地は日本全国に広がり、全国に”梨”のつく地名は3000カ所以上あるそうですよ。
梨は、ものすごく古い時代から食用にされており、
弥生時代(1~2世紀頃)の遺跡から炭化している梨の種が発見されています。
稲作と同じ時期に中国大陸から持ち込まれたようで、最も古い栽培果実の一つだそうです。
梨という名前は、7世紀後半から8世紀後半にかけて編纂された日本書紀にも登場し、
持統天皇が栽培を薦めていたとのことです。
梨には「洋梨」「中国梨」「和梨」の3つの種類があります。
和梨はさらに「青梨」と「赤梨」の2つに分けることができます。
その名の通り、梨には青っぽい見た目のものと、赤っぽい見た目のものがあり、
最近の流行りからすれば、梨といえば赤梨を思い浮かべる人が多いだろうと思います。
色々な梨をお召し上がりになって自分好みの梨を見つけて頂ければ幸いです。
色々ネット上でも梨の事を調べていると、
「我々は梨のことを何も知らずに食べているのではないか」という記事を見つけました。
とてもよく梨の事をお調べになられているので、ぜひ紹介させて頂こうと思います。
梨の歴史についてもわかりやすいですね。
我々も勉強になります。
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