甘さと酸味の芳醇な味わい！ 日本梨生産No.2「豊水 ほうすい」
販売時期目安 ： 8月下旬～9月下旬頃迄
「幸水」×「石井早生×二十世紀」の交雑によって生まれた中生種。現在、ニホンナシの栽培面積の23％で、幸水に次ぐ生産量を誇ります。
「幸水」同様果実品質、特に肉質に優れ育種の場面でも頻繁に交雑親として利用される。
重さ350～400gでまん丸い実は、美しい黄金色をしています。
糖度は12～13％、やや酸味を感じるが、食味濃厚で品質極上である。
程よい酸味があり柔らかく、数多くある梨の種類の中でも、梨を食べ慣れた方からは絶大な人気をほこる品種です。
幸水梨より日持ちが良く、果肉はやわらかめで、豊水梨は甘さと酸味が調和し、甘みの中に適度な酸味があります。
果肉は幸水と同様に白色でやわらか、甘味が強くジューシーです。
豊水は見た目は幸水と似ていますが、幸水と比べると、果実は少し大きくなります。
肉質もやわらかく、甘味も水分も多いので、幸水の食感と似ています。
しかし、豊水梨の方が少し酸味がありますので、甘味と酸味がうまく調和した濃厚な味わいとなっています。
ほんのり甘酸っぱい梨がお好きな方は、この豊水がおすすめです。
豊水は糖分が多いわりに、酸味が若干あるため、あっさりと食べられるので、食後のデザートに最適です。
暑い夏が終わり、すすきの穂が出始める頃、虫の音色に耳を傾け、秋の気配を感じながら味わってみてはいかがでしょうか。
花も大きいので観賞価値が高く、家庭での栽培にもおすすめです。